稲荷社について

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お稲荷さまとは

お稲荷さまはその名の通り「稲」に関する豊作の神さまです。むかしから農民にとって身近に信仰されてきました。

広く普及したきっかけは老中田沼意次だといわれています。彼はもともと紀州藩の小姓でしたが、江戸幕府の老中まで出世し、その手腕で当時の財政を再興させました。
「田沼意次が成功したのは屋敷に稲荷が祀ってあったからだ」という評判が、江戸の商人や参勤交代で訪れていた各地の大名にも伝わりました。このとき、稲荷信仰が農民にかかわらず沢山の家庭で広まったと言われています。

それで人々が望むご利益についても「商売繁盛」「家内安全」「学業成就」「縁結び」などなど、多岐に変化していったのですね。

稲荷社を受け継ぐときはどうしたらいいの?

お稲荷さまの種類は、大きく神道系・仏教系のふたつに分類されています。」
これからお手入れやお参りを続けるなら、できればどこのお稲荷さまをお祀りしているのか知っておきたいですよね。

一般の方が所有されているお稲荷さまで「どのようないきさつで建ったのかわからない」という場合は、一度ご家族・ご親戚の方などに由来をお尋ねください。

ただ、二世代以上受け継いでるお社の場合は、由来がわからないケースも多くあります。その場合、地域の神主さんにご相談頂くと解決することが多いです。

御魂抜きの手配

「管理を受け継ぐことになったので、これを機会に修繕したい」
「祠仕舞い(撤去)をしたい」
どちらの場合でも、工事の前にご神職の方に御魂抜き(みたまぬき)をお願いすることがあります。

そうした手配についてはお客さまご自身でおこなって頂く必要がありますが、もし「何から手をつけたらいいか分からない」などありましたら、お問い合わせの際、現地調査の際などお気軽にご相談ください。
小池祐工務店は長く社寺建築に関わってまいりました。お困りのことがあれば、できる限りご協力いたします。

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